パニック障害
千葉県浦安市セドナ鍼灸院の大谷です。
今回は最近お問い合わせが多いパニック障害についてお話していきますね。
パニック障害は、突然、息苦しさや激しい動悸、めまい、手足の震えや冷や汗が起こり悪化すると死にそうな強い不安感が繰り返されます。しかし病院で検査を受けると異常は全く見られないのです。この疾患は現在の日本においても高い確率で発症しており、珍しいものではなくなって来ています。
パニック障害の症状とその段階
(1)パニック発作
冷や汗や手足の震え、めまい、冷や汗、動悸や胸の痛み、息苦しさなどが起こることで、自分でコントロール出来ない不安感が生じますが、大抵、このパニック発作は10分以内に治ります。
(2)予期不安
このパニック発作は、いつ起こるのか分からないのが特徴の一つです。そして、この発作は繰り返し生じるために、「次の発作はいつ起こるんだろう」「今度は更にひどい発作が起こるかも」と言う予期不安を抱いたままの状態に陥ります。
(3)広場恐怖
「人が多い所でもしパニック発作が起きたらどうしよう」
「電車やバス、飛行機の中で発作が起きるかもしれない」など。
症状への不安から、心理的に行けない場所が増え、家に引きこもってしまうと、徐々に外出が出来なくなり、仕事だけでなく日常生活にも支障が出てしまうのです。
パニック障害の原因と治療法
残念なことに、このパニック障害は、原因と治療法が未だはっきり解明されていません。
現在、原因とされているのは、神経や脳内伝達物質の働きの異常、生活習慣などによるストレスや遺伝です。主に脳内のノルアドレナリンとセロトニンという物質のバランスが崩れるために血管運動に恐怖感や不安感、血管運動の異常が起こると言われています。
ノルアドレナリン:神経伝達物質の副腎皮質ホルモンのことです。
これは交感神経に作用し、血圧や脈拍や血圧などを上昇させます。
セロトニン:ここ数年、幸せホルモンと知られるようになったセロトニンですが、不足することで精神状態が乱れてしまい、うつ病などの精神的な疾患を発症するのでこの働きがとても重要視されています。又、脳内だけでなく、血管内や小腸などの消化器官に存在している物質でノルアドレナリンとドーパミンの調整だけでなく、血管の収縮による止血や消化器官の運動などに関連しています。
パニック障害へのケアについて
パニック障害は、自律神経物質と神経伝達物質が関与していることにポイントを置き、まずは副交感神経を働かせることを優先
させ、薬に頼るのではなく、自然治癒力で不調を対応し治す力を伸ばしていきます。当院では、パニック障害を改善するには、「脳内」だけでなく「腸内」も環境を整えていくことが重要だと考えているのです。
当治療院では、整体や鍼灸で以下のポイントをケアすることで、状態を改善させています。
① 血水や気のバランスを整えて全身の治癒力を高める。
②全身関節のゆがみを直し、血流を上げる。
③機能が低下した内臓の働きを促進し、内側からの根本的な治療を行う。
④クラニアル=頭蓋骨の調整により脳内環境を整え自律神経(血液循環やホルモン分泌)の働きを良くします。
⑤生活習慣や食生活の乱れの改善アドバイス
最後になりますが
今まで病院に通われて様々な施術を受けたが、改善が感じられないという方や、すでに整体や鍼灸ケアを受けているのに変化がないとお困りの方は、ぜひ一度、セドナ鍼灸治療院にご連絡ください。多くの専門知識と長年の経験を持つスタッフでケアさせて頂きます。
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