O脚の改善ストレッチ
どんなに脚が細くても、正常な形でないと「健康的な美しい脚」とは言い難いですよね。
とくに日本人の脚の悩みで多いのは「O脚」だと言われています。
O脚の種類
O脚には4種類あり、それぞれゆがんでいる場所が異なります。
通常足の骨は骨盤よりも内側にありますが、O脚の場合は骨が通常よりも外側にあります。
・膝下のO脚:両膝を付けたときに膝下が開き、踝は付く。膝下の外側の骨が出ている
・股関節のO脚:膝と膝の間に隙間ができている。股関節の下の骨が骨盤よりも出ている
・X脚:足元をつけた状態で立てず、ヒザとヒザをくっつけると足元が開いてしまう。
股関節の下の骨とひざ下の外側の骨が骨盤よりも出ている
・XO脚:両膝をつけたときに股下と膝下・踝が開く。膝が内側を向いている
O脚のセルフチェック項目
以下の項目に心当たりがある場合は、O脚傾向もしくはO脚になりやすい生活習慣になっている可能性があります。
・足の長さが左右で違う
・座っている際に足を組むことが多い
・ひざを曲げて両足の間にお尻を落として座ることが多い(ぺたんこ座り、女の子座り)
・壁にもたれて立つことが多い
・足を左右に交差して立つことが多い
・片足立ちをすることが多い
・歩き方がガニ股になりやすい
・靴底の外側が減りやすい
・靴底のかかとの減りが早い
・雨の日にドロハネすることが多い
O脚のデメリット
O脚はガニ股のように見えるのもあり、正直あまり見た目が良いとは言えません。
更に、O脚によって余計な筋肉が発達してしまい、前腿や外腿がパンパンに張ってしまいやすくなります。
筋肉が過剰に張ることによってリンパ管や血管が圧迫され、むくみやすくもなります。
これらの要素から腿が張っていることによって、”脚が太い”と勘違いしてしまっている方もいらっしゃいます。
また、O脚によって筋バランスが悪くなると、腰痛、ヒザ痛を起こすこともあります。
O脚になっていると、前側と外側の腿の筋肉ばかり使ってしまって、お尻の筋肉がしっかり使えず、お尻が垂れてしまう原因にもなります。
O脚改善のストレッチ
1.股関節のストレッチ
O脚になると股関節、特に大転子周りの筋肉が硬くなりがちです。
脚の歪みを改善するためにもまずは股関節を緩めます。
①仰向けに寝転んでヒザを立てる
②左右のヒザをくっつけたまま両足を左右交互に倒す
※ 左右のどちらか倒しづらい場合、骨盤がゆがんでいる可能性があります
ゆっくりと痛みを伴わない程度に、ストレッチを繰り返しましょう。
2.股関節外旋のストレッチ
股関節を外旋させるストレッチを行い、ねじれた股関節を正常な位置に戻していきます。
①イスに浅めに腰掛けて、骨盤を前傾させる。
②ヒザを両手で抑えて、前傾する。
※背中を丸めないように気を付ける。
お尻の筋肉が伸びている感覚があればOK。
毎日左右1分ずつを目安に行ってください。
勿論整体治療やカイロプラクティックも有効です。
O脚や姿勢でお悩みの方は是非ご相談ください。
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