自律神経の乱れ ~不眠~

セドナ鍼灸治療院の加藤です。

当院では自律神経の乱れを主に施術しております。

薬に頼りたくない

どうしたら良いかわからない

最近疲れが取れない

こんなにイライラするのは私だけ

というお声を沢山いただいております。

不眠の原因とは

日頃から良い睡眠ができていると断言できる人は少ないように思います。寝つきが悪い、寝起きが悪い、昼間に眠くなる、など様々な悩みがあります。その結果、人生のクオリティや、仕事の生産性が低下してしまうのです。

「自分だけが眠れないような気がする」と過剰に考え込んでしまうのはストレスになります。眠ろうとすると、かえって眠れなくなります。余計な緊張感が、睡眠を妨げているのかもしれません。

睡眠の仕組み

眠りにつくまでのプロセスを簡単にまとめると、次のようになります。まず、私たちが眠るのは、「目が覚めていたから」です。どういうことかと言いますと。

起きているとき、脳は睡眠に関連する化合物を作り出します。それがある程度まで蓄積されると、それを排除するための行動を取り始める。つまり体が睡眠をとろうとして、眠気を感じるようになります。

もうひとつのポイントは、「人間は夜に眠る」ということです。人は、夜になると眠気を感じるようになります。そして朝には覚醒し、目が覚めるという性質があります。これは当たり前のことですね。このサイクルは、人間の体に内蔵された「体内時計」のおかげで成り立っています。体内時計に従って、人間は一定のリズムに従って活動しています。この「体内時計」をコントロールしているのが、自律神経といいます。

自律神経とは、眠気や覚醒、免疫、代謝、ホルモン分泌などの身体機能を調節する役割を担っており、これらすべてが1日の体内リズムの確立に貢献し、役立っているのです。このリズムが乱れないようにすることがもっとも大切と言われております。

不眠症の効果的な対策

自律神経失調症でない場合は、朝の光を浴び、毎朝決まった時間に起きることをおすすめします。自律神経失調症である場合は、お勧めできません。自律神経失調症の方は、朝だからといって無理に起きようとすると、ストレスになり、脳に負担がかかる可能性があります。自律神経失調症のコントロールとしては、できる限り睡眠時間を確保することが一般的です。

夜寝るとき、眠ることを意識すればするほど、脳は休まらず、さらに寝つきが悪くなります。寝つきが悪い場合は、布団から出て本を読み、再び眠くなるのを待ってからベッドに戻ってみましょう。思い切って眠ることから離れてみるのが、不眠症の治療法として効果的です。

また、寝る前に、どのようにすればリラックスできるかを考えておくことが大切です。個人差がありますので、ストレッチをしてみたり、音楽を聴いてみたり、いろいろなことが考えられます。

「眠ること」を追求するあまり、考えが極端にならないように気をつけましょう。自分なりの「眠りのテクニック」を見つけることが、入眠や睡眠に関する問題を解決するための第一歩です。

院長が説明している、不眠のブログと合わせて読んで頂くと更によくわかると思います。

自律神経の乱れでお困りの方がいましたら是非セドナ鍼灸治療院までご相談下さい。

前の記事

腸活と骨盤矯正

次の記事

低気圧の不調