腰痛とクビレ

「腰痛を治すとクビレができる」理由

腰痛は女性の人口の1割が抱えている悩ましい症状。とりわけ40代以降では、実に3割以上の女性が腰痛に悩んでいるという統計も出ています。そんな腰痛は、なかなか原因をつかむことが難しいため、放っておいて安静にするだけ、という方もたくさんいると思います。

しかし、実は腰痛に対してしっかりと向き合い、痛みを改善すると、『クビレができた』というお声をたくさん頂きます。

女性は特に必見。クビレと腰痛の関係をご紹介します。

腰痛の原因を突き止める

腰痛が発症する原因はいくつか考えることができますが、生活習慣病は最も大きな腰痛の要因と言えます。日々の食生活の偏りにより身体が不調を訴えると、肩こりやむくみからくる腰痛へと発展します。また社会人で多く見受けられるのが、猫背や反り腰といった悪い姿勢が生む腰痛。猫背は筋肉を使わない楽な姿勢となるため、お腹に脂肪が溜まりやすくなります。反り腰は腰に負担がかかる姿勢なので腰痛になりやすく、腹部を前方に押し出す姿勢となるため、ポッコリお腹の直接の原因ともなります。また、現代社会に生きるビジネスパーソンであれば、無意識の内に日々ストレスを抱えているものです。自律神経の乱れは慢性疲労、肥満、血行鈍化の原因となり、脂肪の蓄積や筋肉の緊張など腰痛の原因を引き起こします。

腰痛を改善してクビレを作る

私は常日頃から「クビレは最高のジュエリー」と呼んでいます。そのクビレを作るためには、腰痛の原因を探り改善することが最も近道となります。

悪い姿勢を改善してクビレを作る

骨盤を矯正して猫背や反り腰を改善することができれば、肋骨と骨盤が本来あるべき距離を保つことができるため、自然とクビレができるようになります。いわゆるずん胴の卒業ともなるので、女性にとってはスタイルと健康の維持で一石二鳥です。

自律神経を正してクビレを作る

現代は多くのストレスを抱えて生活をしています。

精神的なストレスはもちろんですが、歪みやコリによる構造学的なストレス、

食品添加物やタバコによる科学的なストレス、気温や湿度による環境的ストレスなど普通に生活しているだけでも様々なストレスにかかっています。

ストレスがかかると人間の体は知らず知らずのうちに呼吸が浅くなっていきます。

呼吸が浅くなると、背中や胸の筋肉がかたくなる、肋骨が動かなくなります。

呼吸をするのに最も重要な「筋肉」は焼肉屋さんで良く聞く「ハラミ」横隔膜なのです。

この横隔膜硬くなってしまうと、呼吸は浅くなります。深い呼吸が出来ていないと、背中や胸の筋肉が硬くなり、体がゆがむことにより下腹は緩んだ状態になりやすいのです。息が吸えてもしっかり吐けなければ、肺の中に空気が溜まり、体の内側から外側へ膨張する力が働き、ぽっこりお腹を作ります

腰痛の原因はヘルニア?

腰痛の原因を多くのかたは「ヘルニア」だけだと思っていませんか?

人間の体の構造上35歳の約70パーセントは、レントゲンを取るとヘルニアが見つかると言われています。

しかし私たちは、ヘルニアの手術をしたが一向に良くならない方をたくさん見てきましたその多くが、自律神経の乱れが原因であったり、外反母趾や足の骨の配列異常、体の冷えが原因など様々でした。

腰痛を治してクビレができた人は実はたくさんいる

もしかすると、「腰痛が治ったらクビレができるなんて初めて聞いたよ」という人もいるかもしれません。しかし、実はここで紹介したように、腰痛とクビレは密接な関係があります。腰痛、むくみ、冷え、体の歪みを治したら「腰痛が治って自然とクビレができた」という方は沢山います。

クビレが欲しくて悩んでいる方は、もしかすると腰痛を治せばあっという間にクビレができるかもしれません。

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