慢性の首肩こりと「枕」

こんにちは。セドナ鍼灸院の小林です。
朝起きてもすっきりしないその首肩こりにお悩みの方必見です!日頃から施術を行う中で患者さんから多く質問を受けることがある、「どんな枕がいいですか?」という質問。
身体を休ませる為の睡眠に、枕の悩みも大きいところ。値段が高い低いでは解消できない問題もあり、年代や性別によって首の背骨の形状や、頭部の状態は違います。人間は一日の1/3~4を睡眠に使います。そして、人間の体は睡眠時に回復・休息するので、睡眠の質は首肩こりに限らず自分に合った枕の選択は非常に大切です。
皆さんはどのような枕で寝ていますか?……低反発枕、使っていたりしますでしょうか?

今回は「首肩こり」と「枕」の関係性についてお話していきます。

人間の体の形状を理解していきましょう!


〜背骨について〜
背骨の正式名称は「脊柱」とよびます。脊柱は頭側から順番に「頚椎(けいつい)」「胸椎(きょうつい)」「腰椎(ようつい)」「仙骨(せんこつ)」「尾骨(びこつ)」となっています。
頚椎は7個の骨、胸椎は12個、腰椎は5個の骨から構成されそれに続く「仙骨」はもともと5個の仙椎に分離していましたが進化の過程で「骨癒合」して1つの仙骨となっています。最後に、小さな尾骨が続いています。
脊柱は前からながめるとまっすぐに見え、横からみると「ゆるやかなS字状カーブ」をしています。このゆるやかなカーブの事を専門的用語で「アライメント」または「配列」、「生理的湾曲」と呼んでいます。このアライメントがずれることが、肩こりや腰痛の原因となります。具体的には、自然に立った時は背骨がS字を描いているので、寝た状態でも、背骨がS字を描くようにするということです。
理想的な寝姿勢だと、体がリラックスして快眠しやすくなります。
それだけではなく、「深い呼吸」ができるようになります。
私たちは寝ているときの呼吸の状態によって、翌日スッキリ起きられるかどうかも左右されてしまうんですね。
長時間寝たとしても、呼吸が浅くて酸素が身体にしっかり取り入れられていないと、疲れが取れにくくなることもあります。


なぜ寝返りをしていると思いますか?

子どもって寝返りをたくさんしますよね? 寝返りをしながら体の歪みをなおしています。大人は舌の状態をキープして呼吸をしやすくしていて、筋肉も緊張しているので寝返りをするのにパワーも必要になっています。その為、寝返りをしにくくなってしまっています。
一定の姿勢で寝ている方は首肩こりだけではなく、腰などにも負担がかかってしまい、朝起きて腰がだるいなどの声も多いです。
こりや腰痛、頭痛、冷え、むくみなど、様々な症状は身体の「ゆがみ」がもたらします。そして、そのゆがみを解消する根本的な鍵が「頸椎」にあり、頚椎に対して『まくら』が大きく影響しています。

人の身体は、常に動いています。そして動きながらバランスをとっています。逆に身体が自由に動けず、バランスを取れなくなると、ゆがみが起こってしまいます。

皆さんも流行だった低反発の枕を一度は使ったことがあるでしょう。そのような枕や首のカーブに沿った最新の高級枕も、 頚椎を支えすぎてバランスをとるための「自然な体の動き」を制限していることも。。。

夜寝て、疲れた関節周りを回復させるためにも枕のチョイスは大切になってきます。枕が変われば体の枕のお悩み、ぜひご相談ください。