女性に起こりやすいトラブル”瘀血”
皆さんこんにちは、浦安院の加藤です。
本日は女性に非常に多い【瘀血】についてお話ししていきます。
瘀血というのは東洋医学的に“瘀”とは淀んでる状態で血の血行がゆっくりで、停滞して起こる病態を言います。また滞った血のことで生理物質が異常になった状態を瘀血といいます。
◎考えられる原因
- 熱が侵入し内部で熱が生まれてしまうと、血が損傷され血のドロドロ感が増えて停滞してしまう事
- 寒が人体に侵入し内部で寒が生まれると、寒の凝体性が血に及んで滞る事
- 痰湿により血流が妨げられて血が滞ること
- 気虚により推動作用(隅々まで生き渡させる作用)が低下し血が滞る
- 血虚により血流量が減少し、血が滞る
- 打撲や捻挫などの外傷により、血が血脈から漏れ出すことで滞る
◎“瘀血”によってでる症状は
- 固定痛:固定性の刺すような痛みを呈することが多いです
- 腫脹・腫魂:血は滞ると瘀血となり、腫魂を形成します
- 紫舌・暗紅舌・瘀班・瘀点・皮下出血班:血が滞るため、身体に紫色や暗紅色が多くみられるようになります
- 月経痛・血魂:血瘀により月経不順や月経痛が起こり、女子胞(女性の卵巣や子宮で妊娠を司る場所)で血が滞ると血魂が多くなることが多いです
- 白髪・抜け毛:血が不足することで循環が悪くなり、抜け毛や白髪が増える傾向です
- 肌膚甲錯:血が足りない状態なので長期間滋養できないと肌膚甲錯(西洋医学でいうサメ肌)の症状が起こります
- シミ・色素沈着:瘀血が気血の運行を阻むことにより、皮膚を十分に滋養することが出来ず、皮膚のシミや色素沈着が出現する
が原因・症状になります。主に“瘀血”は女性が多い症状です。お臍の斜め下ぐらいが、硬くなり・押すと痛みを伴う事が多いです。
瘀血は血が不足している状態なので貧血やめまいや月経不順、月経痛がある方は該当するのでお気軽にご相談下さい!
その他にも気になるお身体のお悩みがありましたらご相談お待ちしております。
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