多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害|不妊鍼灸で体質改善した症例
症例概要
疾患名:
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
通院期間:
4ヶ月
主訴:
不妊(排卵障害)
既往歴:
・慢性的な肩こり
・全身の痒み
・頭痛
・不眠
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、女性の約20人に1人に見られる比較的頻度の高い疾患で、特に20代など若年層の女性に多く発症します。
PCOSは、卵巣内で男性ホルモン(アンドロゲン)の分泌が過剰になることで、
・卵胞が十分に成熟しない
・排卵が起こりにくくなる
という特徴があります。
排卵しなかった卵胞は卵巣内に残り、超音波検査で多数の小さな卵胞が確認されるため、「多嚢胞性卵巣」と呼ばれます。

この排卵障害により、
・妊娠しにくい ・年齢の割に流産しやすい
といった傾向が見られることも、PCOSの特徴です。
東洋医学的な見立て
東洋医学ではPCOSを、単なる卵巣の問題としてではなく、全身のバランスの乱れとして捉えます。
本症例では、
・慢性的な肩こり
・頭痛
・不眠
・全身の痒み
といった症状が併発しており、
自律神経の乱れ、血流障害、ホルモンバランスの不調が背景にあると考えられました。
特に、
・睡眠の質の低下
・慢性的な緊張状態
は、視床下部―下垂体―卵巣系(ホルモン調節機能)に影響を与え、排卵障害を助長すると考えられます。
施術内容
当院では、不妊鍼灸において以下を重視しています。
- 自律神経の調整
- 骨盤内血流の改善
- 卵巣・子宮周囲の循環促進
- 睡眠の質の向上
- 全身の緊張緩和
局所だけでなく、全身の状態を整えることを目的に鍼灸施術を行いました。
特に、
- 首肩の緊張
- 背中の硬さ
- 腹部の冷えや緊張
を丁寧に評価し、身体の反応を見ながら施術を進めています。
施術経過
通院開始後、下記の体調面の変化が徐々に見られました。
- 肩こり、頭痛の頻度が軽減
- 夜間の睡眠が安定
- 全身の痒みが落ち着く
4ヶ月の継続通院を通じて、身体全体のコンディションが整い、排卵しやすい状態へと変化していきました。
まとめ
PCOSによる不妊は、「卵巣だけの問題」ではなく、自律神経・ホルモンバランス・血流・睡眠など、全身の影響を強く受けています。
鍼灸治療は、
- 薬に頼りすぎない
- 身体本来の調整力を高める
という点で、PCOSによる不妊に対して有効な選択肢の一つです。
🗣「検査では異常があると言われたが、どう整えればいいかわからない」
🗣「治療と並行して体質改善も行いたい」
このようなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※この症例報告は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
問い合わせ
047-704-8850
〒279-0002 千葉県浦安市北栄1-12-7
(近くにパーキング有・浦安駅徒歩1分)
| 午前 | 午後 | |
|---|---|---|
| 平日 | 10:00~13:00 | 15:00~20:00 |
| 土曜 | 9:00~13:00 | 15:00~19:00 |
| 日曜 | 9:00~13:00 | × |
【定休日】木曜・祝日 【最終受付】診療終了の1時間前まで
投稿者プロフィール
最新の投稿
ブログ2026.02.05逆子改善 症例報告|体質を見極め、妊娠34週の逆子が2回の施術改善したケース
お知らせ2026.02.052026年2月スケジュール
ブログ2026.01.31腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛・足のしびれ
ブログ2026.01.22多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)による排卵障害|不妊鍼灸で体質改善した症例
