あなたもスマホ首??
こんにちは。セドナ鍼灸院の小林です。
前回の”首肩コリと枕”のお話の続きで、お悩みの方が多いスマホ首=“ストレートネック“についてお話ししていきます。
手のしびれや頭痛などを引き起こす、首の痛み。
病院へいくと、
『ストレートネックですね。。。』
『加齢ですね』
と言われるケースは多いと思います。
スマホが普及した事や、PCの業務が当たり前にとなり、さらに在宅ワークで長時間同じ姿勢が続いてしまうことで、ストレートネックの方が増え続けているのです。
頭の重さは約5・6㎏程ですので、少しでも頭の位置が前方に出るだけでも首への負担は相当なものになります。(45度傾く=4.5倍の22㎏になったのと同様の負担がかかる)
首の骨は頭蓋骨の重みを分散するため、自然なS字カーブを描いているのが理想ですが、頭の位置が前に出る状態が続くことで、支えている首や肩の血行不良や筋肉の張りが出てきてしまいます。
首肩で耐えられなくなると、背骨・腰・骨盤の歪みに繋がり、内臓への影響も出ることも。。。
また、頭の位置が高すぎる枕や柔らかすぎる枕の使用も、寝返りがしにくく、頭の位置が安定しない為、首への負担が増えていきます。
ストレートネックが悪化していくと…
下記の症状がでてきます。
•手・腕のしびれ
•ヘルニア
•寝違い・首の可動域の減少
•難聴・耳鳴り
•視力低下・疲れ目・ドライアイ
•めまい・ふらつき・吐き気
•自律神経失調・のぼせ
•顎関節痛・食い縛り
思い当たるような症状はありませんか?
自律神経とストレートネック
姿勢が悪くなり、首の歪み・筋肉の緊張が進行していくと、自律神経の働きにも大きく関係していきます。睡眠の質の低下、身体の回復力の低下、精神的な不調が出てくるなど、内臓や代謝、体温など体の機能を24時間体制でコントロールしている自律神経の働きが乱れているといえます。
反対に、生活習慣や過度のストレスがあると、姿勢に限らず首や肩が緊張しやすいともいえます。ストレスや自律神経、そして頚椎はとても深い関係性があります。
気を付けたい事・・・
これからの季節は、冷房の風が首から侵入し、冷気と風による風邪が身体に入ってきます。
首の下のあたりに『風門(ふうもん)』というツボがあります。文字通り、風(かぜ)の門(もん)です。
門は入口でも出口でもあり、ここから風邪が入ったり出たりと通り道となります。
冷気が身体に入る事で、血行不良が一気に加速し、頭痛やめまい、手のしびれなども出やすくなります。
また慢性化して痛みに鈍くなってくると、脳へ血液が行かず恐ろしい症状を招いてしまいます。
もしオフィスで冷房が直接後頭部にあたるなどの状況があれば、首元を冷やさないような対策をしてみてください。
在宅ワーク中など、気付いたら2時間くらい集中していて同じ姿勢が続いていたなど心当たりのある方は、
時間を決めて休憩・ストレッチをこまめに行っていきましょう。
どうしても枕が合わない、スマホが手放せない、上記の症状でお悩みの方はぜひご相談ください。
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