「冷え性とさようなら 温かい日々を取り戻す方法」
冷え性とは、冷えによって生じる全身の不快な症状のことを指します。
病気ではないため、冷え性を根治するための薬はなく、診断上はとくに問題はありません。
冷え性の人は、季節を問わず、冷えを感じます。
寒い日はもちろんのこと、気温が高い日でも手先、足先が冷えるといった症状を感じることがあります。
冷え性には、「四肢末端型」、「全身型」、「内臓型」、「下半身型」という4つのタイプがあり、症状も原因も異なります。
ご自身の冷え性のタイプがどのタイプなのかを知ることが冷えからくる症状を緩和させる1つの方法になりますが、複数の冷えタイプを併せ持っていることも十分に考えられます。
◎冷え性と頭痛について
頭痛は「緊張性頭痛」、「片頭痛」、「群発頭痛」の3つのタイプがあります。
このうち、とくに冷えと関連するのが「緊張性頭痛」、で、血液の流れが滞ることで生じやすい頭痛です。
また、同じように血流が悪くなると、首や肩にも痛みが出ます。
いわゆる「首こり」や「肩こり」は、筋肉の緊張を引き起こし、「緊張性頭痛」を誘発します。
つまり、血液の流れを良くしてあげることが冷え性、そして緊張性頭痛、肩こり、首こりの解消に繋がるのです。
また、「片頭痛」も冷え性との関連性が高いです。
片頭痛の原因は、ホルモンバランスの乱れやストレスといわれていますが、これらの原因を生じさせるのも身体の冷えです。
身体が冷えている状態が続くと、「寒い」というストレスからホルモンバランスが乱れ、片頭痛に繋がるのです。
さらに片頭痛は自律神経とも大きく関わりますので、自律神経のバランスを整えることも大切です。
◎冷えが原因の頭痛対策
頭痛の原因はさまざまな考えるため、「冷えが原因」と特定することは難しいですが、冷え性を改善することで症状が和らぐことは十分に考えられます。
具体的に対策として簡単に取り入れることができるものをいくつかご紹介させていただきます。
① 運動をする

冷え性の人は、圧倒的に運動不足で筋力の少ない人が多いです。
運動をすることでさまざまなメリットがありますので、なるべく身体を動かすことを意識していきましょう。
<運動のメリット>
・血液の流れを良くし、身体の隅々にまで届けることができる
・筋肉量がアップし、冷えにくい身体をつくることができる
・適度な運動をすることでストレスが解消し、自律神経のバランスが整う
身体が温まるだけではなく、健康的に冷え性を改善することができます。
② 食生活を見直す

今、冷え性に悩む人が増えているのは、食生活が1つの要因になっていると考えられています。
栄養不足・栄養バランスの崩れた生活をしていると、身体が冷えてしまいます。また、過度なダイエットも同様です。
なるべく、身体を温める食品を取り入れるようにしてください。
<身体を温める食品>
・根菜類
・卵、肉、魚などの良質なタンパク質
・発酵食品
冷たい飲み物やアイスなどもなるべく控えることが大切です。
冷たい飲み物を常温のものや温かい飲み物にするだけでも身体の冷え方は大きく変わります。
③ 十分な睡眠をとる

忙しい現代人は、睡眠が足りていないといいます。
睡眠が足りないとストレスが増え、自律神経にも大きな悪影響を及ぼします。
1日の疲れはその日のうちにとれるように、早く寝ることを意識しましょう。
また睡眠は、その質も重要です。
就寝の1時間前までには、食事・入浴を済ませ、テレビやスマホといったブルーライトを浴びないようにしましょう。
なるべく就寝前の1時間は、リラックスして過ごすことを意識してみてください。
④ 身体を温める

効率良く身体を温めるのにおすすめなのが、入浴です。
冷え性の方の場合は、少し温めのお湯にゆっくりと浸かることをおすすめします。
最近は、夏でも冬でもシャワー派という人も増えていますが、冷え性の改善のためにもしっかり湯船に浸かる習慣をつけましょう。
また、着ている洋服にも気を配りましょう。
実はヒートテックや化学繊維のインナー、身体を締め付けるような補正下着は身体を増やす原因になるので注意してください。
◎頭痛時の注意点
緊張性頭痛は、血行不良が原因のため、身体を温めることで症状も和らぎます。
しかし、片頭痛は、血管が拡張することによって痛みが強まります。
冷え性を改善したいからといって身体を温めると、かえって頭痛がひどくなることもあるので注意してください。
片頭痛の症状があるときは、冷えピタなどのアイテムを使って首の後ろを冷やすのがおすすめです。
冒頭で紹介させていただいた通り、冷え性にはさまざまなタイプがあり、それぞれ原因や対策が異なります。
以下のタイプのどれに自分が当てはまるのか、確認してみてください。
<全身型>
全身が冷えているのは、体内の熱エネルギーの産出が少なく、新陳代謝が低下しているせいです。全身型の冷え性の方は、食欲も失われ、気力がなくなり、常にだるさを感じるようになります。冷えが長引くほど、内臓まで冷え切ってしまうので注意しましょう。
<四肢末端型>
末端冷え性といわれるタイプで、手先・足先にとくに冷えを感じます。
このタイプは比較的若年層の女性に多く、過労や過度なダイエット、運動不足が原因になっていることもあります。
症状としては、立ちくらみ、ニキビ、月経トラブル、しもやけなどが起こりやすいので、なるべく身体を動かし筋力をつけることをおすすめします。
<上熱下寒型>
上半身は火照ったように熱くなり、下半身だけが冷えるタイプです。上半身、とくに顔に火照りが出るため、冷え性と自覚していない方も少なくありません。
肌荒れ、便秘、月経トラブルが生じることもあります。
<自律神経失調型>
冷えの原因が自律神経の乱れにあり、ストレスを感じている状態です。疲れているのになかなか眠れない、逆に日中眠くなる、イライラする、集中力がなくなる、食欲不振になるなど、心身ともに症状がみられます。
<反応点型>
冷え性にもさまざまな症状がありますが、頭痛、腰痛、肩こり、アレルギーなどの不快な症状の原因になっている冷えのことを指します。
冷え性と一言で言ってもこれだけの種類が考えられます。
ただ温めるだけでは解消できない事があり、現代の難病の一つと言われています。
お悩みの方は、自律神経の乱れと鍼灸・整体で千葉県で人気のセドナ鍼灸治療院へご相談下さい。

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