鍼灸の効果とは?

浦安駅徒歩1分セドナ鍼灸治療院の大谷です。

不妊で悩んでいる方や、これから妊娠を目指す方の中で、はり・きゅうが効くという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。はり・きゅうをすることで、どのような効果があるのか、気になりますよね。不妊と鍼灸の関わりや効果について、ご紹介します。

○鍼灸は医療

鍼灸は、東洋医学の一分野で、鍼灸師として働くには国家資格が必要です。整体やカイロと同じようなものと捉えている方もいらっしゃると思いますが、整体やカイロは国家資格がありません。鍼灸師は、3年以上の専門教育を受けて、国家資格を持つ者が治療を行うので、一定の水準以上の知識があり、安心して施術を受けることが出来ます。当院では、6割~7割の方の妊娠が実現しています。

○不妊に鍼灸が効くワケ

鍼灸は一般的にからだの痛みに効くとして知られていますが、もっと広く、からだ全体の免疫力や、自然治癒力を高めるために用いられます。婦人科系の疾患にも高い効果があり、生理痛や、子宮筋腫にも有効です。妊娠中であれば、つわりの軽減や流産の予防に効果がありますし、妊娠後期の逆子を直すためにも使われています。また、出産時の無痛分娩に鍼灸を使う産院もあります。様々な症状に対応できることが分かりますね。それでは、不妊に鍼灸が効く理由を見ていきましょう。

・肩こり、腰痛、冷え性に効く

肩こり、腰痛、冷え性は、血流が悪いことが原因の一つです。現代は、仕事のストレスや、パソコンなどの操作が増え、足を冷やすスタイルの服装が多いため、知らず知らずのうちに症状を患っている方が多くいます。このような症状があると、子宮や卵子の状態が悪くなってしまいます。鍼灸で血流をよくすることで、肩こりや腰痛、冷え性が治り、妊娠しやすいからだへと導いてくれます。

・生理不順やひどい生理痛に効く

鍼灸は、毎月の生理痛にはすぐに効果が出るほどよく効きます。生理不順や無月経を根本的に改善することも出来ます。妊娠は、月に1度の排卵のタイミングに性交渉をもつことがとても大切です。そのタイミングは、1年に12回しかありません。生理不順により排卵日が特定できないと、タイミングが取りにくくなってしまいますし、無月経の場合はまず妊娠することが望めません。このような不調を改善することで、妊娠しやすいからだが整います。

・精神面に効く

不妊に悩んでいると、普段の生活のストレスに加えて、さらにからだに負荷がかかっている状態です。ストレスを感じ続けると、日常的な生命維持が優先され、生殖機能の働きが犠牲になってしまうのです。また、もともと不妊ではなくても、ストレスがあると妊娠しづらくなってしまいます。ストレスによって緊張状態にあると、血流不良になり、卵巣や子宮へのストレスに繋がります。そうして卵子にも十分な栄養が届かず、卵子の質が落ちて、妊娠・出産に至らなくなってしまいます。不妊のための鍼灸では、ストレス解消を目指し、リラックスできるような施術を行います。心とからだをリラックスする時間を持つことが、妊娠への大きなステップになるでしょう。

○まとめ

不妊の原因は、血液循環の悪さが関わっていることが多く、「温める」ことが血流循環をよくするために有効です。血液の流れを整えて、からだに良い食事を摂り、ストレスをなくし、心とからだに良い生活を送ることが、赤ちゃんを授かる何よりの近道です。そのために、免疫力を高め、自然治癒力を発揮できるようになる、はり・きゅうを取り入れてみてはいかがでしょうか。