腰痛、下肢の冷え、膝の痛みを改善しましょう!

こんにちは、浦安院の加藤です。

本日は【大腰筋】についてお話しさせていただきます。

大腰筋は第12胸椎~第4腰椎より起こり、大腿骨小転子に付着しており、簡単にいうと腰から太ももまでつながっている筋肉になります。また、大腰筋は股関節の屈曲(前かがみ動作)に作用します。骨盤を固定、姿勢をきれいに保つ役割もあるインナーマッスルになります。この大腰筋が硬く凝り固まってしまうと急性腰痛慢性腰痛膝の痛み腰から下の冷えにも繋がり、様々な症状の原因になってきます。あとはハムストリングスの硬さにも深く関連しています。

大腰筋、インナーマッスルを鍛える方法

椅子の座って行進

椅子に腰を浅くかけ、右膝を上げ、左肘を膝に近づける。次に左膝を上げ、右肘を近づける。これを交互に20回繰り返し。猫背姿勢にならず、背筋をしっかりと伸ばして行う。理想は膝と肘をくっつけることです。

【point!】

両腕を交互に前後に絞って膝を高く上げること

脇腹の筋肉を意識して捻りポーズをキープ

両足を肩幅に開いて立ち、両腕は肩の高さでまっすぐ伸ばす。顔は正面に向けたまま、体幹をゆっくり捻って捻り切ったところで5秒ストップ。次は逆向きに捻る。5往復繰り返し。腹斜筋がストレッチされている事を意識して行いましょう。

【point!】

足と顔の位置はあくまでも不動、ゆっくり行うこと

おじぎするだけのシンプルな運動

気をつけの姿勢から腰を90度曲げたおじぎを20回繰り返す。このシンプルな動きだけで腹圧がアップし血流が促され、10日間行っただけで内臓の温度が0.6度アップしたという報告がされています

【point!】

両脚をつけてゆっくりとおじぎする

◎鍛えた後のストレッチ方法

初心者向け

①台につかまります

→バランスを崩して転倒しないようしっかりつかまりましょう。

②右足を前にして前後に足を開きます。

③両膝を軽く曲げて、腰を落とします。

→胸を張るようにして、体が前かがみにならないよう注意します。

④胸を張ったまま(前方)に体重移動します。

⑤足の付け根付近が痛くなる手前で維持します。(15秒程度)

慣れてきた人向け

①うつ伏せの状態から腕を立てて上体を起こす。

②膝を曲げて右脚を股関節から外に開く。

③肘を伸ばしたまま、胸を張って30秒キープする。

→左右を入れ替えて同様に行う。腰が痛い人は無理せずに行いましょう。

【最後に】

大腰筋を鍛え、その後にはストレッチして急性腰痛、慢性腰痛、下肢の冷え、膝の痛みの予防をしていきましょう!