症例報告:頭痛

10代から悩まされている頭痛が、悩まなくなったと嬉しい口コミを頂きました。

同じように頭痛に悩んでいる方にお勧めしたいと言っていただけました。

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■最初の症状

初めて頭痛を感じたのは、中学3年の受験勉強をしている時で初めは、寝れば何とかなる程度でしたが高校3年時には起き上がることが困難で、ひどい日は一日中ベットで過ごす日もある。

ご両親の勧めで、脳神経外科、頭痛外来、整骨院、鍼灸院、整体院を全国回ったが一向に良くならず、精神科受診を勧められ現在は痛み止めと服用し仕事も在宅ワークが可能な会社に勤めている。

特に生理前の頭痛がひどく、薬も効かず救急車で病院に運ばれる事もあった。

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■症状改善への経緯

最初は週に1回のペースで鍼を行いました。

当初は変化がなかなか見られず、ご本人の「何とかこの頭痛を」という強い想いから、ご本人とカウンセリングを重ね、痛み止めの服用を中止するのが最善ではないかという結論に達しました。

ただ闇雲に薬を切るのではなく、生活習慣の改善と、痛み止めの服用を中止した後の施術のペースは週2回に増やしていきました。

薬を断って2か月が経った頃から、頭痛よりもむしろ首、肩こりをひどく感じるようになりました。

最初の症状と痛みの場所が変ってくる事は鍼灸施術ではよく見られる現象です。

身体の中に動きが見られる事から、経験上こうなると治癒に向かっている事が多いです。

ここで諦めてしまう方も多いのですが、粘り強く施術に通っていただきました。

次の生理前の頭痛はペインスケールにて、10→5に変化しました。

その後は、生理前の施術を月1ペースで継続し、頭痛は起こるが休めばおさまるようになりました。

現在は妊娠を期に全く頭痛が出なくなっているとの事です。

「薬を使用し続けては良くならない」と、ご自身の努力と強い意志で鍼灸施術を継続してくださいました。

結果的に頭痛が鍼灸によって変化した症例となってます。

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