目の疲れと自律神経の乱れ
軽い目の疲れ程度であれば、目を休ませたり、寝たりすることで回復するはずです。しか
し、眼精疲労は目の充血、目の奥の痛み、ドライアイ、まぶたが開きにくいなどの症状が
現れることもあります。目がかすんだり、ピントが合わせにくくなるような場合も要注意
です。
眼精疲労を感じる人は、肩こりになりやすい?
眼精疲労に悩む人のおよそ2人に1人は、肩こりがあるとも言われています。
スマートフォンやパソコンを利用する人が急増しており、そのような日々の習慣が、眼精
疲労だけでなく肩こりも、引き起こしていると考えられます。
眼精疲労の原因
目の毛様体筋が長時間酷使されると、眼精疲労になります。
眼球の周りや内側の筋肉が酷使されると、目の「焦点調節」機能が低下し、ピントが合い
にくくなってしまうのです。
そのため、ぼやけた焦点を常に合わせようとして、視神経にダメージを与えてしまいます
これが肩こりなども引き起こしてしまいます。
視神経と末梢神経とは?
目の奥や肩のあたりには、末梢神経が集中しています。視神経は、その中の一つです。
脳は手足を動かす指令を出し、末梢神経はその指令を全身に伝える役割があります。また
、末梢神経は、体からの刺激を脳に伝える役割も果たしています。
末梢神経は主に目に集中しており、末梢神経が外界から取り入れる情報の約8割は目から
入ってくると言われています。
眼精疲労の症状を治療しないと、どのようになるのでしょうか?
眼精疲労は、適切な治療を行わないと、次のような症状を引き起こす可能性があります。
肩こり、頭痛、吐き気、胃痛、イライラ、集中力低下、全身倦怠感、軽いうつ状態など、
さまざまな深刻な症状を引き起こす可能性があるのが眼精疲労です。一見、何の関係もな
いように見える症状も、眼精疲労が原因である場合が多いようです。
目に負担をかけることが多い人は、早めの対策が必要です。
肩こりや眼精疲労を訴えていても、マッサージなどの整体は根本的な解決にはなりません
。
東洋医学の理論では、目は五臓六腑の一つである「肝」と密接な関係にある器官の一
つです。目は「肝竅(かんきょう)」と言われることがあります。肝は、全身の諸機能を
調節する「疏泄」と、血液を貯蔵する機能をも担っています。さらに、筋肉の収縮や弛緩
など、筋肉の動きもコントロールしています。目の機能を正しく発揮するためには、神経
や筋肉からの正確なコントロールに加え、目や視神経に十分な血液が流れていることが必
要です。これらはすべて肝と密接に関係しているため、目は肝の状態を表すと言っても過
言ではありません。眼精疲労は、血液循環の悪化や自律神経の失調によって起こることが
多いのです。
セドナ鍼灸治療院 浦安院では眼精疲労を自律神経の乱れを整える施術を行っています。
お悩みの方は一度ご相談下さい。
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