生理痛や生理不順の原因とは?将来のためにもはやめに診察を受けるべき?

千葉県浦安市セドナ鍼灸院の大谷です。

当院では女性特有の体の不調で来院される方が多くいらしゃいます。

特に生理痛や排卵痛のは鍼灸施術がとても効果があるようにおもいます。

今までは生理痛は我慢しなくてはいけないものだと教えられていました。

しかし、最近では生理痛を我慢しないで良いという指導が始まりました。日本では今でも遅れている部分があります。

多くの場合、生理痛は異常なことではありませんが、病気を伴っている可能性があります。

この記事では、生理痛や生理不順の原因としてあげられる可能性や、生理痛の和らげ方について詳しく説明します。

生理痛の原因とは?

大きく分けて4パターンをご紹介します。

  • 月経困難症

特に子宮や卵巣に異常がないけれど月経痛が強い場合を月経困難症と呼びます。

生理痛の原因として一番多いと言われていて、冷えやストレスが原因で悪化する場合もあります。

  • 子宮内膜症

子宮内膜組織が卵巣や子宮の周りの組織に入り込む病気を子宮内膜症と呼びます。

これが原因で生理痛や月経量が多くなることがあります。妊娠中や閉経をすると症状が和らぐことがあります。

  • 子宮筋腫

子宮の壁に良性のこぶができている状態です。これが原因で生理痛や月経量が増えることがありますが、妊娠や閉経で和らぐことが多いです。

  • 子宮腺筋症

子宮の壁が厚くなり、子宮全体が大きくなるため生理痛が重くなったり、月経量が多くなることがあります。

こちらも妊娠中や閉経によって良くなることが多いです。

このように生理痛が重い時に診療を受ける目安としては、痛み止めを飲んでも痛みが和らがないときや、月経のたびに痛み止めが必要になる場合におすすめします。

✔生理痛を和らげたいなら

生理痛は体をあたためることで和らぐ可能性があります。

お風呂に入って体を温め、なるべく規則正しい生活を心がけてみてください。

生理不順の原因とは?

生理不順だと、毎月ハラハラしてしまって疲れますね。

原因としては大きく分けて3つ考えられます。

  • ホルモンバランスの乱れ

過剰なストレスや、急激な体重の変動などによりホルモンバランスが乱れると、生理が不順になることがあります。

普段は周期が安定しているけど、たまに不順になるというだけなら薬の服用などは必要がない場合があります。

  • 多嚢胞性卵巣症候群

一度にたくさんの卵胞発育が起こることで、生理が規則的に起こっていない場合があります。

月経不順やホルモン異常がある場合は、治療が必要になる場合があります。

  • 無排卵性

排卵が起こらずに月経がきてしまう場合に、月経が早まったり遅くなったりすることがあります。

出血が長期間続く場合にも可能性があります。

妊娠希望の場合は不妊治療が必要になることがあるので、はやめに鍼灸を受けるようにしましょう。

生理が2週間ほど遅れたり、生理期間が異常に長いと感じたら、診察をしてもらうようにすることをおすすめします。

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