炎症の原因は自律神経

セドナ鍼灸治療院の大谷です。

「胃炎」や「大腸炎」、「関節炎」、「血管炎」など、「〇〇炎」と称される症状は「炎症」を起こしていることを表しています。また、多くの場合この「〇〇炎」に加えて「〇〇性」が付いている場合も。例を挙げると「過敏性大腸炎」などの症状です。よく難病と言われているものや、原因不明、

治療法がないと言われてている、これらの炎症は、自律神経が乱れることで起こりやすくなります。今回はそんな炎症と自律神経の関係について詳しくご紹介していきます。

・炎症のサイン5つ

身体で炎症が発生すると、その個所に5つのサインが現れます、

①痛み

②機能の低下

③熱を持っている

④赤くなる

⑤腫れている

この中でも特に困るサインが「①痛み」と「②機能の低下」です。

機能の低下とはどういうことなのか、詳しく解説していきますね。

例えば胃炎を引き起こした場合、胃の機能が低下します。

胃の機能とは、

・胃液を出して食べ物の消化を促す

・食べ物をこねて腸へ送る

主にこの2つです。

この2つの機能が低下すると、消化不良が発生します。

そうすると栄養も吸収されにくくなるだけではなく、食欲もなくなります。

・炎症が起こる原因

炎症が起こると、赤くなったり腫れたりするだけではなく、強い痛みや機能の低下を感じます。腫れくらいなら我慢できますが、痛みなどが続くと日常生活にも支障をきたしてしまいますよね?

炎症が起こる原因は色々ありますが、現代医療的に解説すると

・菌や異物が体内に入る

・体内の不要なものが排除されない

この2点が挙げられます。

一方、自律神経の視点で炎症の原因を解説すると

・交感神経の過剰緊張

となります。

炎症を引き起こす物質が体内にあると、「交感神経の過剰緊張」が引き起こされて、それにより炎症が起こるというものです。

炎症は、「顆粒球」と「サイトカイン」によって引き起こされます。それぞれの特徴について、詳しくご紹介していきます。

・顆粒球の特徴

顆粒球は免疫系の働きをするもので、主な役割は菌を攻撃することです。

顆粒球は交感神経と連動して増える物質で、交感神経が働くと異常に増えます。

そうすると、増えた顆粒球は体内の細胞を攻撃してしまい、その部分が炎症を起こしてしまうのです。

「口内炎」は顆粒球の増加が引き起こした炎症の典型的な例です。

顆粒球によって攻撃された部分は、口内炎の白くなっているところです。

・サイトカインの特徴

サイトカインは炎症物質のひとつです。体内で増えると「迷走神経」と呼ばれる神経が察知し、サイトカインの放出を抑えます。

通常だとそれで炎症は治まりますが、ある状況となるとサイトカインの放出が止まらなくなります。

迷走神経というのは、副交感神経の働きをする神経。交感神経と副交感神経は交互に働いています。交感神経が優先して働くと、副交感神経である迷走神経は働くことができず、炎症が治まらないこともあるのです。

・「炎症」の効果的な対策方法

胃炎や大腸炎、関節炎など、炎症が起きた場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?

効果的な方法は「ストレスから逃れること」です

自律神経的に炎症を見ると、交感神経の過剰な働きで引き起こされていることが分かります。ストレスが発生すると交感神経が過剰に働いてしまうため、炎症が起きた時は、ストレスから離れるようにしましょう。

ストレスから離れることは、薬以上に重要な治療法です。

炎症を病院で診察してもらうと、お医者さんから「安静にしてください」と言われるかと思います。これは「ストレスから離れてくださいね」という意味。

炎症が起きた時は、今抱えているストレスから離れてゆっくり過ごすよう意識してみてください。

当院では、巨細胞血管炎やリウマチ、過敏性腸症候群などの方が多く来院されています。

少しでも不安がありましたらご相談下さい。

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