夏土用と土のオイル

7月19日から夏土用に入りましたね。

今年の夏土用は7月19日から8月6日までです。

土用というと「土用の丑の日」があまりにも有名ですが、これは土用の中でも夏土用に限られたものです。

そもそも「土用」は、暦の上で「雑節」とされているもので、年に4回訪れます。

「立春」「立夏」「立秋」「立冬」各日の前、約18日間が土用の期間となっています。

2021年の土用は以下の日付になっています。

冬土用: 1月17日~2月2日

春土用: 4月17日~5月4日

夏土用: 7月19日~8月6日

秋土用: 10月20日~11月6日

諸説ありますが、「土用」は、元々「土旺(王)用事(どおうようじ)」と言い、この「旺(王)」と「事」が省略されたものとされています。

「土旺用事」は、「土の気が旺さかんになり事を用うる」という意味の言葉です。

ここでの「用」には「はたらき」という意味がありますから、土の気がもっとも働く期間を指しています。

そして「王」には「大きく伸びる」といった意味があり、「旺」は「日の光が盛んに四方に放たれるさま」を意味するそうです。

他に、「土旺(王)」が日本に伝わってから発音がなまって「どよう」になったため、「用」という漢字があてはめられて「土用」になったという説もあります。

土用の時期にオススメ「土=ハーモニー」

セドナ鍼灸院で取り扱っているDr.エバーハルト社のジェムストーン・アロマオイルは、その人の五行のタイプに合わせたケアにもオススメですが、五行に相当する季節に起こりやすい不調のケアにもオススメです。

「土=ハーモニー」に入っている精油とジェムストーンについて詳しくご紹介いたします。

◆イランイラン

その方のいるステージや心の状態で好き嫌いが変化する香りだと言われ、苦手だと思っていても、突然大好きになる事もあります。

イランイランはフィリピン地方では「そよ風に揺れる花々」という語源から派生し、「花の中の花」という意味を持っています。

熱帯地方の暑さの中に、イランイランの甘い香りが広がると、エキゾチックなリラックス感と、官能的な雰囲気、喜びをもたらします。

「私らしく肩のチカラを抜きたい」そんな気持ちに寄り添ってくれる香りで、気を遣い過ぎて溜め込んでしまうタイプの方にピッタリです。

◆パチュリ

キーワードはGrounding(グラウンディング)で、地に足をつけ、現実的な思考と結びつける効果の高い精油です。

パチュリ自体、土が肥えていないと育たないハーブなので、肥沃な土のエネルギーをぐんぐん吸い上げて成長する、土のエネルギーの詰まったハーブだと言えます。

心や身体にため込んでいた古いものスッキリ排出させる効果、むくみやセルライトなどの鬱滞に効果的。

また、感情のバランスを整えるので、ストレスによる過度の食欲を抑えるために活用したり、ヨガや瞑想の前などに使うのもおすすめです。

◆ジャスミン

香りの王と言われる精油です。

花から抽出するので陰性の精油ですが、「香りの王」と言うように男性性も高めてくれる陽のエネルギーも兼ね備えている=中庸の性質を持つので、土のオイルに相応しい精油です。

女性性も男性性も高める、つまり自己の内側にあるこの2つを統合し、その人らしさを極める香りだとされています。

特に人を助ける仕事をしている人、自分のエネルギーを分け与えている人にとってはジャスミンの香りは回復剤になる香りです。

土のオイルを使ったオイルトリートメントもおすすめです。

ご興味のある方は是非ご相談ください。

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